『あかねさす少女』のゲームを遊んでみて
2018年秋アニメの『あかねさす少女』、そのスマートフォン向けゲームが先日配信されました。
(公式サイト)
この手のゲーム見るとついやっちゃう人間なんでとりあえず数日遊んだんですが、情報を求めてTwitterで検索していたらあまりに情報が少なかったのもあって、遊んだ感想を作業の片手間に雑に書いておこうかなーと思います。
システム
シンプルなシミュレーションRPGです。行動順がこちら側が全員行動→相手側の行動、となっているため先に殴れば解決する優しい仕様。ただ5人PTでミッションに挑むのですがキャプテン、アタッカー、ワンダラーといった5つの役割にキャラを編成することになり、その役割によって攻撃力が上がったり機動力が上がるなどそれぞれメリットがあるのでそこで戦略性が生まれたりはします。
ちなみにキャプテンが戦闘不能になると自動的に敗北です。そのおかげで非同期のpvpであるアリーナは手動でやれば割と誰でもある程度ポイント稼げます。
良い点
あまり長く語ることが無かったので簡潔に箇条書きにしました。
・イトケンさんの曲がかっこいい
・キャラが(個人的には)結構かわいい
・しばらく遊ぶと解放されるミッションの自動クリア機能がとても快適
・フラグメイツ(ギルド)で交流ができる
悪い点
挙げようと思えばいくらでもあるんですが纏めると色んな層を見た結果どの層も寄り付かなそうになっているってことなのかなーと思います。
例えばスタミナ回復や育成ミッション、このゲームは1日にスタミナ回復ができる回数や育成ミッションに挑める限度の回数が決められているので無限にやり込みたいタイプのプレイヤーには向きません。これ自体はいわゆるガチ勢とライト層の間に大きな差が開きにくくなるので、アニメを見ているので興味が出てなんとなくインストールした、くらいのライト層がガチ勢との差に冷めてモチベを失うことが減る面白い仕様かなーという感じはします。
しかしその割には一定額の課金をすることでVIPレベルが上がり永続の特典を得ることができるシステムがある、ガチャの確率とフラグメント(集めるとキャラになる+そのキャラの限界突破にも使う)の排出数がマゾすぎる…とライト層への厳しい要素が多いです。もちろんガチ勢からライト層まであらゆるプレイヤーを意識した運営をすべきだとは思うんですが、どうもそこのバランスがちぐはぐになっているように感じてしまうんですよね。
(ガチャの排出率。0.3%はちょっと厳しい数字…10連のラスト1枠はキャラ確定なのでこのゲームのガチャは「10連を引くことでUR5%の単発ガチャを引ける」くらいの気持ちでいいです)
※追記
10月19日のメンテナンスでガチャの確率と排出フラグメントの数に大幅な修正が入りました。
修正後
URが0.3%から5%に変わりキャラ確定枠からはRが除外、排出フラグメントの数も相当跳ね上がったのでやっと正常になったなという印象。
(それはそうと事前告知一切無しで修正されたのでそこはさすがにアナウンスほしかったですね…)
またこのゲーム、デイリーミッション等のアチーブメントの達成報酬でしかプレイヤー経験値が入手できないという変わった仕様があるので1日に上げられるプレイヤーレベルに限界があります。問題は「現在のプレイヤーレベルがキャラクターのレベル上限になる」という仕様もあることです。
遊び始めてしばらく経てば気にならなくなるだろうし、そもそも自分のように一気に遊びたい人間以外は既に気にしてないかもしれないので悪い点、という括りで語るのは違うかもしれませんが、確実に新規が入りづらい要素になると思うので少し何か対策をしてほしいところではあります…
最後に
割と真面目な話最初は布教記事を書こうと思っていたんですが悪い点ばかりになってました。色々言っといてなんですがアニメを見てるなら楽しめる部分は結構あると思うので気が向いたら遊んでみてください。キャラはかわいいし、例の喫茶店のマスターのおじいちゃんがURですごい強くて渋くて格好よかったりします。
あとフラグメイツ(ギルド)も誰でも入れる形で設立してみたのでよかったらぜひ。
この宣伝がしたかったみたいなところはありました。
次はないと思いますが、ではまた。